オータム・コレクション

札幌市内でも徐々に秋が深まってきている。今年は、いつもより紅葉が早いような気がするし、色づきも綺麗な予感がする。
紅葉のシーズンは、桜の開花と同様にその年によって結構時期が違うし、天気や気温、雨や風に左右されて出来栄えも変わってくる。名所といわれるところに時期を合わせて行ったとしても、必ずしも美しい紅葉に出会うわけでもないということで、手軽なイベントのわりには、なかなか面倒で手強いのだ。
以前、北海道では観楓会というのがあって、会社で揃って紅葉観賞に出かけたものだ。一見、風流に聞こえるが、実情は定山渓や登別などの温泉に行って、宴会をやって酔っぱらって帰ってくるだけのものであったが(僕の場合)。だから、この季節になるとあちこちの会社で一泊の社内旅行に出掛ける。お互いに酒肴料を出し合ったり、土産を買ってきたりしていた。大方の会社が、福利厚生や交際費などの社内経費で処理していたと思うが、今はこうしたことが大っぴらには認められないだろう。それ以上に、社員が昔のようには参加しないだろうから、懇親会の意味をなさない。
若い社員に参加を呼び掛けても、業務命令ですか?とか言われる時代、パワハラ、セクハラとかもあってお互いに油断できない。昔は楽しくて良かった!という人は、僕の周りには多いのだが。
札幌における紅葉名所といえば、やっぱり定山渓だろうか。以前、紅葉のピークと言われる時期に豊平峡に行ったことがあった。それなりに道路の混雑を避けて早めに家を出発したが、石山通の渋滞がひどく、温泉に入っただけで引き返したことががあった。以来、豊平峡の紅葉は見たことがない。今年の豊平峡はどうなんだろうか? できれば、チャレンジしてみたいとは思っているのだけれど。
藻岩山や盤渓などは、近場ということで車を運転している時に眺めることが多い。真駒内公園は、犬の散歩やたまのジョギングに利用するので、最も身近な紅葉スポットだ。春の桜と合わせて、この場所は欠かせない。真駒内駅の裏手、桜山は穴場コース。紅葉のトンネルを踏み分けて歩きたいという方は、この桜山がお勧め。静かで人も少なく、風の無い晴れた日はとても気持ちのいい体験ができる。

Autumn in 2017

札幌の市街地では、中島公園と北大の銀杏並木が有名だ。どちらも、旬になると人が多い。特に北大の並木は、多くの観光客も訪れるのでシャッターチャンスが難しい。何度か撮影に行っては見たものの、満足のいく写真を撮ったことは、まだない。

Pickup of autumn

紅葉が美しいと思うようになったのはいつからだろう。子どもの頃は、ちっとも綺麗だと思わなかった。むしろ、色がまだらで朽ちて行く感じが嫌で、紅葉観賞は避けていたような気がする。僕も、少しは大人になったんだなあ。