検索が苦手な方のための初歩講座
インターネットを使うようになって一番便利だなあと思うのは「検索機能」ではないだろうか。というか、これがなくては何も始まらない。すでに、年齢のせい?で、すぐに思い出せないことがたくさん出てきた私だが、その度にスマホを手に取って、無意識に指を動かす。もう、条件反射だね。電源を入れてインターネットに繋げ、ブラウザーを立ち上げて・・・とは意識しない。これじゃイケナイと、思い出そうと努力することもあるが、やっぱり出てこないので諦めることが多い。うろ覚えでも、曖昧でも「これではないですか?」と先読みしてくれるから、離せなくなる。「ああ、そうだった。これこれ!」。が、直ぐに忘れる。何度も同じことを検索する。困ったことだ。
正しい検索方法ってあるのだろうか?
皆さんは、パソコンではどのよう検索してるだろうか? 例えば、Google検索の場合、近所の高い山を調べるなら、「山」とは検索しないと思う。普通は、例えば「山 高い 東京」と入力する。複数のキーワードを入れればそれで済む。「東京」よりは、自分の住んでいる地域を具体的に「八王子」という風に入れた方が、求めているものに近い結果が出る。スマホなら位置情報が働くが、パソコンの場合は現在地を特定できるようにしなければならない。ただし、パソコンでも位置情報を知らせる(知られる)ことがある。例えば使用しているWi-FiやネットワークのIPアドレス情報、プロバイダーの所在地情報などである。GoogleMapで住所を登録していたならば、当然、自分の居場所は特定される。
知りたいことを簡単に知るコツに関しては、「一番近い空港」のようにシンプルな検索から始め、必要に応じて具体的な語句を追加するといいらしい。地域を絞り込みたい場合は、検索の際にその地名も追加(例:「寿司 六本木」)する。単語の間はスペースがいいのか半角アキがいいのかは、それほど大きな違いがないようなので、あまり気にしなくてもいいようだ。以前はandやorなどを入れた方がいいなどと言われたが、進化した検索システムでは昔の話。英文字を混在させると、むしろ検索エンジンは混乱する(「もしかして?」などと尋ねられる)ようだ。
便利なのは、「13ドル ユーロで」と検索すると、ユーロでいくらか外国為替レートが一発で検索される。もちろん「円」と打てば日本円が表示される。また、知りたい言葉のあとに「とは」と入力すると、その言葉の定義が表示される。
英語の綴りに関しては、「New York Times」と「new york times」では、大文字・小文字の検索結果は同じだ。スペルは多少間違っていても正しく検索されるというから、ホント偉い。また、例えば医療サイトでは「頭が痛い」よりも「頭痛」が使われることが多いので、探しているサイト上で使われていそうな語句を選ぶようにしよう。(参考:Googleヘルプセンターより)
このように検索エンジンは素晴らしく発達している。だから、あまり深く考えず、直感的に言葉を入力すればいいのだ。先ずは、慣れること。求めている答えはすぐ目の前。あくまで個人的な見解であるのだが。
では、検索エンジンとは?
分からないことがあれば、パソコンやスマホで調べる際に使われる“インターネット上のコンテンツ内にある言葉や画像“などの情報を検索するシステムのこと。
検索エンジンはウェブブラウザーや検索サイトによって選択される。例えば、検索サイトがヤフージャパンだの場合は「Yahoo!」、グーグルサイトだと「Google」。また、マイクロソフト社のブラウザーEdgeを使うと通常は「Bing」が検索エンジンとして機能する。
以前は、検索エンジンというといろいろな種類があったが、現在は、国内ではGoogleがほぼ独占状態だ。というのも、表示のされ方は異なるがYahoo!も現在はGoogleの検索エンジンを使っているからだ。
ポータルサイトにYahoo!Japanを利用していれば、Yahoo!の検索が機能する。パソコンを購入して何もしないでEdgeを使っていれば、必然的に検索は「Bing」になる。
検索エンジンは自分で選ぼう
検索エンジンは、利用しているブラウザーで変更できるので、使いやすいものを使おう。変更方法は分かりにくいので以下を参照。
Microsoft Edge で既定の検索エンジンを変更するには
Edge画面の右上の隅にある(・・・)をクリックするとプルダウンで設定画が出る。
下部にある[設定] を選択すると新しく設定の詳細画面に変わる。
左メニュー画面の[プライバシーとサービス] を選択。さらに右画面を下にスクロール [サービス] セクションが表れ、その一番下に [アドレスバー] がある。
[アドレス バーで使用する検索エンジン] メニューで、使用する検索エンジンを選択。
「百度」という中国の検索エンジンも選択できるようになっているので、中国語が得意な方はどうぞ。また、「ダックダックゴー」という検索エンジンも使える。こちらは、個人情報に敏感な方用。プライバシーに特化した新世代型検索エンジンということで、Googleのライバルとして注目していきたい。