パーティーしようぜ!

知り合いの結婚パーティーがハワイであって、こんな機会はなかなかナイと勇んで行ってきたゾ(いろいろ結構、大変なことなのだ)。千歳を夜に出発してホノルルに朝に着く、約7時間30分のフライト。長時間座りっぱなしというのがとても苦痛で、出発日の午前中にアイマスクや首に巻くクッションをダイソーで購入し、万全の態勢で臨んだ。これが功を奏して何とか寝ることができ、思いのほか楽なフライトだった。

パーティーは地元の家族や親戚が集まっての内輪でのお祝い。一軒家を借りて花や照明を自分たちで飾り付け、飲み物を用意。食事はデリバリーしたものを並べ、あとは勝手にみんなでつまむ、という形式のカジュアルだけど温か味のあるものだった。集まった人たちのファッションもTシャツに短パンが多く、出席した僕も、普通にそこに違和感なく溶け込むことができてありがたかった。

そしてこのパーティーを演出し、スペシャルなものにしてくれた素晴らしいロケーションについても書いておきたい。オアフ島の東海岸にあるこの場所は、いまオアフ島で最も美しいと言われているラニカイビーチの東端にあって、道路も行き止まりで誰も入ってこられない文字通りのプライベートビーチだ。行き止まりの塀に向かって「開け門!」。そこが開いてさらに奥へと向かった先にその一軒家がある、という趣向だから期待も高まるというもの。

その建物は民家ではなくリゾート地の別荘という造りで、海岸に沿って建っている。一階はパーティーができるようになっていて、家の中か外か分からないような開放的な空間が広がる。大きなキッチンや冷蔵庫も完備され、大テーブルを囲めば、即パーティとなる。目の前は青とグリーンの混じった誰もいない海。遠くに二つの島が見える。2階に上がると部屋が5つほどあり、どれも趣向を凝らしたインテリアで飾られている。もちろんどの部屋からも海が見える。このような素敵な部屋に、僕は泊ったことはないし、たぶんこれからもないだろうなあ。映画のワンシーンのような夢心地の空間でホゲーっとしたハワイの一日だった。ウーン、もう一度行きたいなあ。誰か、ハワイでパーティーをやらないかなあ。僕を招待してくれよ!