Jumping World Cup

スキージャンプ 女子ワールドカップ大会が札幌の宮の森で開催され、14日に観戦に行ってきた。天気予報では厳し寒さと大雪の警報が出ていたが、この日の札幌は朝から晴れた。寒さは厳しかった分、風がなく絶好のジャンプ日和。
大倉山へは何度か行ったことがあったが、宮の森は久し振りで、前回は20年ほど前になるかなあ。大倉山と比べると観戦する場所が狭く、休憩する場所を含めちゃんとした施設がない。見る方としては大倉山のラージヒルでやってほしかった。世界大会なんだから、もう少し考えてほしい。
観客は結構出ていた。これも沙羅ちゃん人気のおかげだと思う。この機会に、大会運営サイドでもう少し何とかしようと考えなかったのだろうか。日本スキー連盟なのか、北海道スキー連盟なのかよく知らないけど、全てが旧態依然とした感じの運営のように思えた。
結果は、高梨沙羅2位で、伊藤有希がWC初優勝。ファンとしてはスッキリ気持ちの良い1日だった。高梨の調子がイマイチだったこともあったが、この日は、伊藤の圧勝のように思えた。これで彼女も自信もつき、大きく成長するような、期待が膨らむ。
ジャンプの撮影は難しい。いい場所を取るには早くから来ていなければならない。大きなレンズと三脚も必需品。カメラのフードも必要だな。かなり厚着をしてきたけれど、1回目の予選を見ただけで寒さを我慢できなくなった。2時間以上ジッとしているなんてとても無理。
観戦途中、人が並んでいる中を、ちょっとした隙間があったので前に入れてもらおうとお願いしたら、冷たく拒否された。空いているからいいのになあ。ま、誰だって後から来た人に入り込まれるのは嫌だものね。寛容とか譲合い、配慮ってことが、もう無理な時代になってしまったのだ。スゴスゴと引き下がりましょうね、みなさん。